本当にあった怖い話し「定休日の恐怖」 [仕事]
明日は定休日。
でも、植物達のメンテナンスは必要なので、私は出勤です。
以前は広い店内の鉢植え・観葉、
広い外売り場の花苗、
広い庭木売り場、
花壇、
在庫の植物
全てを一人で水やりをしていたので、朝から夕方迄かかり、
天気の良い日はお昼を食べる時間も無く、ひたすら水やりでした。
今では庭木売り場にはスプリンクラーが付き、
もう一人若い子と二人なので午前中には終わり、
随分楽になりました。
ところが、定休日には、時々恐ろしい事が起こります。
その中でも一番恐ろしかったのは、
まだ一人で水やりをしていた頃・・・
その日は雲っていたので、照明を点けていない店内は少し薄暗く、
一人でしたから、門を閉め、施錠していました。
店内の植物に水やりをようやく終え、
伸ばしたホースを巻き戻し、
振り向いた瞬間
私の真後ろに、見知らぬ腰の曲がったお婆さんが立っていました。
もう心臓が飛び出す程驚きました。
物音もしませんでしたし、薄暗い中、お婆さんは黙って立っています。
どこからも入れませんから、思わず足を見ました。
足はあります。
でも・・・
とうとう見えないものが見える様に、波長が合ってしまったのか・・・
この方は何か心残りで訴えているのか・・・
勇気を出して問いかけました。
「どちらから、いらっしゃったのですか?」
お婆さんは黙って外を指差しました。
そして次の瞬間
「お仏壇のお花を下さい。」と
小さな声で言いました。
パックの仏花を渡し(どうか成仏して下さい・・・)
お金を受け取り(後で木の葉に変わるのかも・・・)
お婆さんの顔を見ると、(これで消えるのかな・・・)
「あ~良かった。お休みだったけどお花が買えて。」
そう言うと、帰ろうとしました。
慌てて付いて行き、
「どこから入りました?」と聞くと、
「ここから。」と指差した所は
高さ80センチ位のレンガの塀・・・
門扉の横の塀を、石を踏み台にして乗り越えて入ったそうです。
腰の曲がった、どう見ても80歳は超えているお婆さんが、
塀を乗り越えて入るなんて、ビックリです。
勿論、お帰りは門扉を開けてお帰り頂きました。
どうやら生身の人間だったようですが、本当に怖かったです。
明日はこんな事ありません様に・・・
でも、植物達のメンテナンスは必要なので、私は出勤です。
以前は広い店内の鉢植え・観葉、
広い外売り場の花苗、
広い庭木売り場、
花壇、
在庫の植物
全てを一人で水やりをしていたので、朝から夕方迄かかり、
天気の良い日はお昼を食べる時間も無く、ひたすら水やりでした。
今では庭木売り場にはスプリンクラーが付き、
もう一人若い子と二人なので午前中には終わり、
随分楽になりました。
ところが、定休日には、時々恐ろしい事が起こります。
その中でも一番恐ろしかったのは、
まだ一人で水やりをしていた頃・・・
その日は雲っていたので、照明を点けていない店内は少し薄暗く、
一人でしたから、門を閉め、施錠していました。
店内の植物に水やりをようやく終え、
伸ばしたホースを巻き戻し、
振り向いた瞬間
私の真後ろに、見知らぬ腰の曲がったお婆さんが立っていました。
もう心臓が飛び出す程驚きました。
物音もしませんでしたし、薄暗い中、お婆さんは黙って立っています。
どこからも入れませんから、思わず足を見ました。
足はあります。
でも・・・
とうとう見えないものが見える様に、波長が合ってしまったのか・・・
この方は何か心残りで訴えているのか・・・
勇気を出して問いかけました。
「どちらから、いらっしゃったのですか?」
お婆さんは黙って外を指差しました。
そして次の瞬間
「お仏壇のお花を下さい。」と
小さな声で言いました。
パックの仏花を渡し(どうか成仏して下さい・・・)
お金を受け取り(後で木の葉に変わるのかも・・・)
お婆さんの顔を見ると、(これで消えるのかな・・・)
「あ~良かった。お休みだったけどお花が買えて。」
そう言うと、帰ろうとしました。
慌てて付いて行き、
「どこから入りました?」と聞くと、
「ここから。」と指差した所は
高さ80センチ位のレンガの塀・・・
門扉の横の塀を、石を踏み台にして乗り越えて入ったそうです。
腰の曲がった、どう見ても80歳は超えているお婆さんが、
塀を乗り越えて入るなんて、ビックリです。
勿論、お帰りは門扉を開けてお帰り頂きました。
どうやら生身の人間だったようですが、本当に怖かったです。
明日はこんな事ありません様に・・・